REPORT

2025.09.30 レポート

とよた多世代参加支援プロジェクト・令和7年度第3回運営会議を開催しました

9月17日(水)にKITARAアメニティ豊田市駅前をお借りして、運営会議をおこないました。会議の中では「若者の社会参加について、多世代では何ができるだろう」をテーマにワークショップをおこないました。
現在、多世代が対象としている方には、小学生~高齢の方まで幅広い年代の方がみえます。年齢も違えば希望も課題も大きく違います。その中で、今回は下記の3グループに分かれて、「今できることは何か?」をテーマに意見交換をしていただきました。

① グループ「小・中学校時代に人間関係や家庭環境により社会参加のできない方(ひきこもり)へのアプローチについて」
・家族をサポートするサロン的な場(息抜き、学び:子どもとの関わり、親自身の自己肯定感の向上)
・地域の色んな事業所がまずは共有、学校の先生も頼る先がある事を知る
・本人の好きなこと、趣味で集まれる場所づくり、(ミニ四駆大会等)など

② グループ「高校・大学生になったが、社会参加が苦手、働く意欲がない、働くことを知らない方へのアプローチについて」
・生活するプラン作りをする、お金を稼ぐ→買う、一人暮らしする、ベンツ買う
・遊びから仕事に繋げる(株、ゲーム、モノポリー、カジノごっこ)
・高校から仕事の適職検査を毎年行い、仕事に対する興味・関心をつくる
・体験で小遣いが(1,000円とか2,000円とか)もらえる仕組み、仕掛け など

③ グループ「高校・大学を卒業(中退)したが、就職できない、就職してもすぐに辞めてしまった方へのアプローチについて」
・子供の頃の話を聞いて、どんな子ども時代だったか聞く→どんなコミュニティにいたか?
・電車仕事ツアー(降りる駅ごとに仕事を体験)、VR仕事体験
・ワークショップを実施して得意や好きを見える化→「得意」や「好き」に関わる仕事の見学やインターンの実施 など
たくさんの意見を出して下さいました。
各年代の希望や課題は違いますが、早い年代で色々なことを知る・体験できる機会が後の社会参加や働くことにも繋がっていくと思います。各年代に合わせたアプローチができるようにできればと思います。そして、次回は生活困窮者(生活保護)の方、病気(若年性認知症、高次脳機能障がい)を発症した方、認知症を含む身体機能に制限のある高齢者の方の社会参加や働くことについても話し合いができればと思います。

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