特定非営利活動法人 月人
今回はとよた多世代参加支援プロジェクト会員の「特定非営利活動法人 月人」が運営する「げつじんお茶の間デイサービス」さん(以下げつじんさん)のご紹介です!
げつじんさんは足助地区でデイサービスをおこなっています。(10人定員)
そちらにお邪魔させていただき、代表の小西敦子さんにお話を伺いました。
ここは、デイサービス??
お部屋に入った瞬間に「ん?ここはデイサービス??」と、いい意味でデイサービスのイメージを壊される、家のようなアットホームな雰囲気に包まれました。
センパイさん(=利用者さん)もスタッフさんも温かく迎え入れてくださり、とても嬉しかったです。
お昼に皆さんと一緒にスタッフさん手作りの昼食をいただきました。
お米を柔らかめに炊いたり、おかずを食べやすいサイズにしたりとスタッフさんの工夫がちりばめられていました。
センパイさんからは「ここのご飯はおいしいよ~」「ご飯を残したことはないよ」といったお声があり、実際に食べ残しはほとんどない状態で驚きました。
昼食後は一緒に片づけをします。
スタッフさんが洗った食器をセンパイさんたちが拭いていきます。
「箸はこうやって拭くといいのよ」などとコツを教えていただきながら一緒に食器拭きをさせていただきました。
センパイさんたちは慣れた手つきで、あっという間に終わりました!
その後、センパイさんたちはひと休み。
その間に、小西さんにお話を伺いました。
「センパイさん」に込めた思い
げつじんさんでは利用者さんのことを「センパイさん」と呼びます。
人生の先輩でもあり、この足助地区に長く暮らし、地域を作ってきていただいた地域の先輩。
地域の先輩からは、年齢を重ね、地域も家庭も変化する中で、新たな生活の困りごとを聞かせていただくことも年々増え、そんな困りごとの解決をげつじんでできることがあれば、少しでも取り組んでみたい。という思いも持っている小西さん。
げつじんさんでは、センパイさんとスタッフさんが、「利用者と支援者」ではなく、対等な「人と人」として関わっていて、「お互いに元気を与えあい、もらい合っている」そんな好循環が生まれているような気がしました。
げつじんさんのこれから
げつじんさんがある足助地区は山間部のため、家と家との距離が遠く、お子さんを持つ親御さん同士や地域の方が繋がりにくいようです。
また、介護をしている側のご家族さんが孤立してしまうことがあるようです。
「げつじんという場所を活かして、親御さんや介護をしている方がホッと一息つけたり、気軽に相談できる場所を作りたい。」
センパイさんを通じて、地域の困りごとを解決しようとしている姿勢が素敵だと思いました。
最後に
88歳のお誕生日を迎えられたセンパイさんは「人生で一番嬉しい誕生日♪」と素敵な笑顔を見せてくださいました☆
笑顔溢れるげつじんさんは随時見学受付中です!
行かなきゃわからない、行ったらわかるげつじんさんの温かさ。
是非、センパイさんとスタッフさんの笑顔に元気をもらいにお邪魔してみてください!
【お問合わせ先】080-6919-4492 愛知県豊田市足助町植田4番地
【Instagram】https://www.instagram.com/getsujingram/